弊社佐藤が共著で執筆した書籍「プロとして恥ずかしくない 新・WEBデザインの大原則」が2014年12月24日にMdNより発売されます。
インターネットの世界、特にWebの世界の技術の進化は凄まじいものがあります。スマートフォンやタブレット、ウェアラブルデバイスの登場によって、ますますWebコンテンツに接触できる環境が増え、またそれを使う人々の行動も変化しています。コンテンツを実際に閲覧し情報を利用する側にとって、ストレスなく情報が閲覧できる、使いやすい、わかりやすい、といったことは、継続してサイトを閲覧するかどうかの大事な要素の1つとなるでしょう。そんな中にありながら、Webサイトのコンテンツをこれまで通りのやり方で制作し配信していていいのでしょうか? Webサイトはいつまでも四角いデスクトップPCの画面の中だけで表示されるものとは限りません。
できるだけ多くの環境をサポートし、かつ適切に情報を提供するために、レスポンシブWebデザインのような新しい手法も生まれ、Webのコンテンツの在り方や作り方も問われ始めています。古くからつちかわれてきたこれまでの常識はいつまでも通じるわけではありません。やることや考えることが増えた分、制作に時間をかけることもできますが、ビジネススピードはそれ以上に増すばかりです。制作手法やビジネススピードの変化に対応するには、サイト制作という大きな枠の中で考える必要があり、一部の特定領域の知識や実装技術だけで対応するには無理も出てきます。
本書『プロとして恥ずかしくない新WEBデザインの大原則』は、これまで広く浸透しているWebデザインの常識を問いあらためようというところからスタートしました。HTML+CSSを使ったWebコンテンツ配信の基本こそ変わりませんが、先に述べたようにWebコンテンツ配信に対する考え方やワークフローは変化し続けています。書籍というフォーマット上、あらゆる技術や手法についてページを割いて深く解説するということはできませんが、本書に掲載されたさまざまな内容を1つの入り口として、これから先の未来を見据えた新しいWebデザインに取りかかる準備をしていただけたら、と願うばかりです。
本書が、現在のWeb制作の動向や技法を再確認し、Webサイト制作の新しい潮流を理解するための一助になれば幸いです。
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